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ファクタリングの審査が甘い会社10選! 業者の選び方、審査を通りやすくするためのポイント

2026年11月04日 コラム

ファクタリングを利用したいけれど、「審査に通るか不安」「審査が甘い会社はないか」と思っている事業者の方もいらっしゃるでしょう。

ファクタリング会社によって審査基準や買取条件は異なるため、ある会社で審査に落ちても、別の会社では利用できる可能性があります。

また、会社によっては「必要書類が少ない」「個人事業主OK」「開業直後でも利用可能」といった、審査が比較的緩い傾向の申し込みやすいファクタリング会社もあります。

そこで本記事では、ファクタリングの審査が甘いとされる会社の特徴や、審査で確認される項目、審査に通過するためのポイントを解説します。利用先を選ぶ際の参考にしてください

【審査が甘いと思われるファクタリング会社の評価基準】

  • 必要書類が少ない
  • 審査時間が短い
  • Web完結している
  • 審査通過率を公表している
  • 3社間ファクタリングに対応
  • 少額売掛に対応している
  • 個人事業主・フリーランスにも対応している 

※ 各社の公式情報を確認したうえで、資金調達における利便性や条件を総合的に比較しています。

審査が甘いと思われるファクタリング会社10社を比較

会社名 手数料 入金速度 買取額 契約方式 必要書類 申込対象者 契約場所
PMG 1%~10.0% 最短2時間 50万円~上限なし 2社間 / 3社間  請求書
決算書
通帳のコピー
法人 オンライン
来社
訪問(交通費不要)
エスコム 2社間:5%~10%
3社間:1.5%~8%
最短即日 30万円~1億円 2社間 / 3社間 本人確認書類
直近2期分の決算書
請求書
入出金の通帳
法人 オンライン
対面
QuQuMo online 1%~ 最短2時間 無制限 2社間 請求書
通帳コピー
法人 / 個人事業主 オンラインのみ
ビートレーディング 2社間:4%~12%
3社間:2%~9%
最短2時間 無制限 2社間 / 3社間 請求書
直近2ヶ月分の口座の入出金明細
法人 / 個人事業主 オンライン
来社
訪問
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構 1.5%~ 最短3時間 無制限 2社間 / 3社間 売掛金に関する資料 (請求書、契約書など)
口座の入出金履歴 (直近3か月分)
法人 / 個人事業主 オンライン
来社
売掛金PAY 2%~ 最短90分 ~1億円 2社間 / 3社間 請求書
身分証明書
預金口座の入金記録
請求書や契約書
決算書(直近1期分)
法人 オンライン
PayToday 1%~9.5% 最短30分 10万円~上限なし 2社間 直近の決算書一式
直近6か月分以上の入出金明細
請求書
本人確認書類
法人 / 個人事業主 オンライン
訪問
株式会社No.1 0.5%~ 最短30分 50万円~3億円 2社間 / 3社間 請求書
通帳コピー
法人 / 個人事業主 オンライン
来社
訪問
ラボル 10% 最短30分 1万円~ 2社間 本人確認書類
請求書
取引を証明する審査資料
法人 / 個人事業主 オンラインのみ
ペイトナー 10% 最短即日 1万円~300万円
(初回は50万円まで)
2社間 請求書
本人確認書類
直近3ヶ月分の入出金明細
法人 / 個人事業主 オンライン

審査が甘いと思われるファクタリング会社をランキング形式でまとめました。いずれのファクタリング会社も、スピード入金、Web完結が可能です。

以下では、審査が甘いと思われるファクタリング会社の詳細を詳しく解説します。

PMG

PMGのリンク。

■PMGのおすすめポイント

  • 最短2時間で入金が可能
  • 2社間・3社間ファクタリングに対応
  • 他社からの乗り換え率98%
  • リピート率96%

PMGは、中小企業や零細企業を対象とした法人向けファクタリングサービスを提供しています。

入金スピードは最短2時間と早く、急いで資金を調達したい事業者にも適しています。

また、取引先にファクタリングの利用を知られずに済む2社間ファクタリングだけでなく、3社間ファクタリングにも対応しています。

他社からの乗り換え率は98%、リピート率は96%と高く、利用者から支持されている点も特徴です。

買取可能額は50万円からとなっており、中小企業の幅広い資金調達ニーズに対応しています。

運営会社 ピーエムジー株式会社
手数料 2%~
入金速度 最短2時間
買取可能額  1%~10.0%
契約方式 2社間 / 3社間
必要書類
  • 売掛金が確認できる請求書
  • 決算書
  • 通帳のコピー
申込対象者 法人
契約場所 オンライン
来社
訪問(交通費不要)

エスコム

エスコムのリンク。

■エスコムのおすすめポイント

  • 赤字決算や債務超過でも利用可能
  • 最短即日で資金調達が可能
  • 30万円の少額売掛金から対応
  • 他社からの乗り換えで95%の利用者の手数料が低下

エスコムは、2003年4月に設立された法人専用のファクタリング会社です。

赤字決算や債務超過、税金・社会保険料の滞納がある場合でも利用を断ることはなく、銀行融資を受けるのが難しい状況でも資金調達を相談できます。

入金スピードは最短即日で、契約完了後は5分~30分以内に振り込まれると案内されています。急いで資金を確保したい事業者にも適しています。

また、他社から乗り換えた利用者の95%で手数料が下がった実績も公表しています。現在利用しているファクタリング会社の手数料に不満がある場合にも、相談先の候補となるでしょう。

日本全国に対応しており、オンラインでの申し込みや契約も可能です。財務状況に不安がある法人や、少額の売掛金を早期に現金化したい事業者におすすめのファクタリング会社です。

QuQuMo online

QuQuMo onlineのリンク。

■QuQuMo onlineのおすすめポイント

  • 必要書類は請求書と通帳のみ
  • 最短2時間で資金調達が完了する
  • 手数料が1.0%~と業界最安水準
  • オンライン完結で面談や来店が不要

QuQuMo onlineは、株式会社アクティブサポートが運営するオンライン完結型のファクタリングサービスです。

審査に必要な書類は請求書と通帳の2点のみとなっており、面倒な書類準備の負担を抑えて申し込めます。なお、個人事業主の場合は、開業届か確定申告書も必要です。

申し込みから入金までは最短2時間とスピーディーで、急な支払いや資金不足にも対応しやすいサービスです。

買取手数料は1.0%~に設定されており、売掛金の買取額に上限はありません。少額の売掛金から高額債権まで幅広く対応しています。

また、申し込みから契約までオンラインで完結し、弁護士ドットコム監修のクラウドサインを利用して契約を締結します。2社間ファクタリングを採用しているため、売掛先への通知や債権譲渡登記も不要です。

必要書類をできるだけ少なくして手軽に申し込みたい事業者や、少額の売掛金を早期に現金化したい事業者におすすめのファクタリングサービスです。

運営会社 株式会社アクティブサポート
手数料 1%~
入金速度 最短2時間
買取可能額 無制限
契約方式 2社間
必要書類
  • 請求書
  • 通帳コピー
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンラインのみ

ビートレーディング

ビートレーディングのリンク。

■ビートレーディングのおすすめポイント

  • 審査に必要な書類は売掛債権に関する資料と口座の入出金明細の2点のみ
  • 書類提出後、最短30分で審査が完了する
  • 2社間・3社間ファクタリングに対応
  • 買取可能額に上限・下限がない

ビートレーディングは、2012年4月に設立されたファクタリング会社で、累計取扱件数9.1万社以上、累計買取額1,824億円以上の豊富な実績を誇ります。

審査に必要な書類は、売掛債権に関する資料と口座の入出金明細の2点のみです。書類提出後は最短30分で審査が完了するため、手続きに時間をかけずに資金調達を進められます。

また、ファクタリングの審査では売掛先の信用力が重視されるため、利用者側が赤字決算や税金滞納の状態でも申し込みが可能です。銀行融資の審査に通るのが難しい事業者でも、資金調達できる可能性があります。

入金スピードは最短2時間で、2社間・3社間の両方に対応しています。買取可能額にも上限・下限が設けられていないため、少額の売掛金から高額債権まで幅広く相談できます。

運営会社 株式会社ビートレーディング
手数料 2社間:4%~12% 3社間:2%~9%
入金速度 最短2時間
買取可能額 無制限
契約方式 2社間 / 3社間
必要書類
  • 請求書
  • 直近2ヶ月分の口座の入出金明細
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンライン
来社
訪問

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構のリンク。

■一般社団法人日本中小企業金融サポート機構のおすすめポイント

  • 審査に必要な書類は口座の入出金履歴と売掛金に関する資料の2点のみ
  • 最短30分で審査結果がわかる
  • 赤字決算や税金滞納でも利用可能
  • 3万円からの少額売掛金の買取実績がある

一般社団法人日本中小企業金融サポート機構は、関東財務局長および関東経済産業局長に認定された経営革新等支援機関です。

ファクタリングの審査に必要な書類は、口座の入出金履歴(直近3ヶ月分)と売掛金に関する資料(請求書・契約書など)の2点のみです。書類を提出すれば最短30分で審査結果がわかるため、手続きの負担を抑えて申し込めます。

入金スピードは最短3時間と早く、オンライン契約にも対応しています。買取手数料は1.5%~で、3万円からの買取実績もあるため、少額の売掛金を現金化したい事業者にも適しています。

さらに、売掛先に知られずに利用できる2社間ファクタリングと、手数料を抑えやすい3社間ファクタリングの両方を選択できます。

運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
手数料 1.5%~
入金速度 最短3時間
買取可能額 無制限
契約方式 2社間 / 3社間
必要書類
  • 売掛金に関する資料 (請求書、契約書など)
  • 口座の入出金履歴 (直近3ヶ月分)
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンライン
来社

売掛金PAY

JBLのリンク。

■売掛金PAYのおすすめポイント

  • 申し込みから振込まで最短90分で対応
  • クラウドサインによるオンライン契約に対応
  • 他社からの乗り換えにも対応
  • 手数料は2%~

JBLが運営する売掛金PAYは、申し込みから契約までオンラインで手続きできるファクタリングサービスです。来店不要で申し込めるため、店舗へ足を運ぶ時間がない事業者でも利用しやすいでしょう。

入金スピードは最短90分で、手数料は2%~です。買取可能額は最大5,000万円となっており、運転資金から事業拡大・設備投資に必要な資金まで相談できます。

また、他社ファクタリングからの乗り換えにも対応しています。他社より1%でも安い手数料での買取を目指すと案内しているため、現在利用しているファクタリング会社の手数料や対応スピードに不満がある事業者にもおすすめです。

3社間ファクタリングにも対応していますが、債権譲渡通知が必要となるため即日対応はできません。

運営会社 株式会社JBL
手数料 2%~
入金速度 最短90分
買取可能額 最大5,000万円
契約方式 2社間 / 3社間
必要書類
  • 買取対象の請求書
  • 代表者様の身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • 直近の取引入金が確認できる書類(預金口座の入金記録など)
  • 取引先との成因資料(請求書、契約書など)
  • 決算書(直近1期分)
申込対象者 法人
契約場所 オンライン

PayToday

PayTodayのリンク。

■PayTodayのおすすめポイント

  • 独自のAI審査を導入
  • 審査結果は最短15分、入金は最短30分
  • 売掛先への通知なしで安心

PayTodayは、独自のAI審査システムを導入したオンライン完結型のファクタリングサービスです。申し込みから契約までオンラインで手続きでき、全国どこからでも利用できます。

審査結果は最短15分で通知されます。契約が完了すれば最短30分で入金されるため、急いで資金を調達したい事業者にも適しています。

2社間ファクタリングを採用しているため、売掛先への通知や承諾は不要です。売掛先にファクタリングの利用を知られずに資金調達したい事業者にも向いています。

運営会社 Dual Life Partners株式会社
手数料 1%~9.5%
入金速度 最短30分
買取可能額 10万円~上限なし
契約方式 2社間
必要書類
  • 直近の決算書一式
  • 直近6ヶ月分以上の入出金明細
  • 請求書
  • 本人確認書類
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンライン
訪問

株式会社No.1

株式会社No.1のリンク。

■株式会社No.1のおすすめポイント

  • 審査に必要な書類は請求書と通帳コピーの2点
  • 最短30分で資金調達できる
  • 審査通過率95%以上

株式会社No.1は、最短30分で資金調達が可能です。オンライン契約にも対応しているため、来店の手間をかけずに手続きを進められます。

審査に必要な基本書類は、請求書と通帳コピーの2点です。書類の準備にかかる負担を抑えやすい点が特徴です。

審査通過率95%以上、他社からの乗り換え対応で、現在利用しているファクタリング会社の手数料を見直したい事業者にも適しています。

運営会社 株式会社No.1
手数料 0.5%~
入金速度 最短30分
買取可能額 50万円~3億円
契約方式 2社間 / 3社間
必要書類
  • 請求書
  • 通帳
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンライン
来社
訪問

ラボル

ラボルのリンク。

■ラボルのおすすめポイント

  • 土日祝日を含む24時間365日の審査・入金に対応
  • 最短30分で資金調達できる
  • 手数料は一律10%
  • オンライン完結で手続きできる

ラボルは、フリーランスや個人事業主向けの請求書買取サービスです。独自の審査を採用しており、他社で審査に落ちた方や独立直後の方、新規取引先の請求書でも利用を申し込めます。

審査に必要な書類は、本人確認書類・請求書・取引を示す証拠の3点です。決算書や契約書などは不要で、Web上で申し込みから契約まで完結します。

申請から最短30分で審査が完了し、審査完了後は24時間365日即時振込に対応しています。

運営会社 株式会社セレス
手数料 10%
入金速度 最短30分
買取可能額 1万円~
契約方式 2社間
必要書類
  • 本人確認書類
  • 請求書
  • 取引を証明する審査資料
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンラインのみ

ペイトナー

ペイトナーのリンク。

■ペイトナーのおすすめポイント

  • 土日祝も対応
  • 手数料は一律10%
  • オンライン完結で手続きできる

ペイトナーはオンライン完結型のファクタリングサービスです。

土日祝日を含む10時~19時まで審査に対応しており、営業時間内に審査が開始されれば、当日中に審査・振込が完了します。

申し込みから審査、契約までオンラインで手続きでき、面談も不要です。

必要書類は請求書と口座入出金明細、初回利用時のみ顔写真付き本人確認書類の3点で、買取可能額は1万円からとなっています。

運営会社 ペイトナー株式会社
手数料 10%
入金速度 最短即日
買取可能額 1万円~300万円(初回は50万円まで)
契約方式 2社間
必要書類 請求書本人確認書類直近3ヶ月分の入出金明細
申込対象者 法人 / 個人事業主
契約場所 オンラインのみ

「審査が甘い」と言われるファクタリング会社の特徴

ファクタリング会社の審査基準はそれぞれ異なります。審査が甘いかどうかは、申し込んでみないとわからない面がありますし、そもそも売掛債権次第という側面もあります。

しかし、以下のようなファクタリング会社は審査が甘い可能性はあります。ここでは、それらファクタリング会社の傾向についてご紹介します。

必要書類が少ない

必要書類が少ないファクタリング会社は、申し込み時の準備が少なくて済むというメリットがあります。

ファクタリングは、一般的に審査時には、請求書や本人確認書類、銀行口座の入出金明細などが求められます。また、会社によっては、決算書や確定申告書、取引契約書などの提出が必要なケースもあります。

しかし、提出書類が少ないファクタリング会社の中には請求書、入出金明細のコピーのみという会社もあり、これらの会社を利用すれば申し込み手続きの負担は大きく軽減されます。

確認する書類が少なければ審査もスピーディーに済む傾向があるため、それ故、必要書類が少ない会社は審査が甘いと言われる傾向があります。

少額の売掛金にも対応している

買取可能額の下限が低い会社、つまり1万円~という少額の売掛金に対応している会社は、審査も数時間~即日で終わるケースも多く、それによって審査が早いことが審査も甘いと思われるようです。

確かに小口の売掛金の場合、ファクタリング会社も契約リスクは少ないため、大口に比べて審査も緩やかになる傾向はあるでしょう。少額からOKという売掛金額に幅を持たせている会社は期待できるかもしれません。

設立間もない事業者も利用できる

開業直後の法人や個人事業主にも対応している会社は、利用対象の幅が広いといえます。

銀行融資では事業実績や決算内容が重視されることがありますが、ファクタリングでは売掛金の内容や売掛先の信用力なども審査の判断材料になります。

そのため、開業から間もない事業者や赤字決算の事業者でも、売掛金の内容によっては利用できる可能性があります。

ただし、個人事業主の利用を認めていても、売掛先が法人であることを条件にしている会社もあります。申し込み前に利用対象を確認してください。

オンラインで申し込みから契約まで完結する

オンライン完結型のファクタリング会社は、利用者の利便性を考えて、来店や面談をせずに申し込みから契約までスピーディーに進めてくれます。

さらにAI審査システムなどを導入している会社では、審査手続きの効率化や審査時間の短縮が期待できます。オンライン完結やAI審査を導入している会社の審査が必ずしも甘いとは判断できませんが、スピード審査に対応している会社には申し込んでみる価値はあるでしょう。

審査結果が出るまでの時間が短い

審査時間が短いと公言している会社の審査時間は早いと考えられます。それらの会社は審査条件を簡素化している可能性があり、スピード重視です。

審査結果が早く出るファクタリング会社なら、資金調達の見通しを立てやすくなります。急な支払いがある場合や、運転資金を早く確保したい場合には重要な比較ポイントです。

ただし、審査結果が早く出ることと、審査に通りやすいことは別です。また、「最短30分」などの表示は、必要書類がそろっている場合など、一定の条件下での所要時間であることがあります。

審査時間だけでなく、契約手続きや実際の入金までにかかる時間も確認してください。

3社間ファクタリングに対応している

ファクタリングには、利用者とファクタリング会社の2社で契約する「2社間ファクタリング」と、売掛先も関係する「3社間ファクタリング」があります。

3社間ファクタリングでは、売掛先へ債権譲渡の通知や承諾が必要となります。売掛先が取引に関与するため、信用上、審査が通りやすくなるという可能性はあるでしょう。

ただし、3社間の場合、売掛先の承諾を得るため審査や手続きに時間がかかるケースがあることは考慮しておく必要があります。

個人事業主・フリーランス向けのサービスを提供している

個人事業主やフリーランスは法人に比べるとどうしても信用力で劣りますが、そのような個人事業主に積極的に資金調達をしている会社の審査は甘い可能性があります。

ただし、利用者が個人事業主であっても、売掛先が法人であることや、一定の取引実績があることなどを条件としている会社もあります。申し込み前に、対象となる事業者と売掛債権の条件を確認しましょう。

審査通過率を公表している

審査通過率を公表している会社は、審査の傾向を把握するための参考情報を得られる点がメリットです。

ただし、会社によって集計期間や審査対象、算出方法が異なる可能性があります。公表された数値が高くても、自分の申し込みが承認されるとは限りません。

また、審査通過率を公表していない会社が、必ずしも審査に厳しいというわけでもありません。通過率だけでなく、利用条件や買取実績なども確認して判断しましょう。

ファクタリングの審査が通るか不安なケースとその対処法

ファクタリングは融資ではありませんので、社歴や財務状況に問題があっても利用は可能です。利用者が審査に通るか不安なケースと対処法をここでチェックしてください。

赤字決算・債務超過の場合

銀行など金融機関の融資では、決算内容や返済能力などが重要な審査要素になります。一方、ファクタリングは売掛債権の売買であり、売掛先の信用力や債権の実在性なども重要な判断材料になります。

そのため、赤字決算や債務超過であることだけを理由に、ファクタリングを利用できないとは限りません。

ただし、すべての会社が赤字決算や債務超過の事業者に対応しているわけではありません。売掛先の条件や必要書類を確認し、自社の状況でも申し込める会社を選びましょう。

税金を滞納している場合

税金を滞納している場合でも、ファクタリングを利用できる可能性はあります。ただし、滞納の状況や会社の審査方針によって判断は異なります。

申し込み前に、税金の滞納がある場合の利用条件を確認しましょう。また、税金の支払いに充てる資金を調達する場合は、手数料を差し引いた後の受取額で必要な金額を確保できるかも重要です。

開業直後で取引実績が少ない場合

開業したばかりの事業者は、過去の入金履歴や取引実績が少なく、審査に必要な資料を十分に用意できない場合があります。

このような場合は、開業直後の事業者でも申し込めるか、請求書以外にどのような資料が必要かを確認しましょう。

発注書や業務委託契約書、納品書、取引先とのメールなど、売掛債権の発生を確認できる資料が役立つ場合もあります。提出できる書類は会社によって異なるため、事前に確認することが大切です。

少額の売掛債権を現金化したい場合

売掛債権の金額が小さい場合は、最低買取額が自社の請求額に合っている会社を選びましょう。

最低買取額を下回っていると、審査以前に申し込みの対象外となる可能性があります。

また、少額の債権でも手数料が発生するため、必要な資金を確保できるか、最終的な受取額を確認することも重要です。

他社で審査に落ちた場合

1社の審査に落ちたからといって、ほかのファクタリング会社でも必ず審査に落ちるとは限りません。会社ごとに審査基準や買取条件が異なりますので、そこで諦める必要はありません。

ただし、複数社へ申し込む前に、審査に落ちた原因を見直しましょう。

必要書類の不足が原因であれば資料を追加し、買取対象外の債権だった場合は対象条件に合う会社を探すなど、原因に応じて対応することが大切です。

ファクタリングの審査では何を確認される?

ファクタリングの審査では、利用者の決算内容だけでなく、売却する売掛債権の内容や売掛先の信用力なども確認されます。

売掛先の信用力と支払能力

ファクタリング会社にとって重要なのは、売掛先が期日どおりに売掛金を支払う見込みがあるかという点です。

売掛先の経営状況や取引実績、支払状況などが確認される場合があります。売掛先の信用力に不安がある場合は、審査に影響する可能性があります。

請求書や取引の実在性

買い取りの対象となる売掛債権が実際に発生しているかどうかも、重要な確認事項です。請求書のほか、契約書や発注書、納品書、過去の入金履歴などの提出を求められることがあります。

請求内容と取引実態に食い違いがないよう、必要な資料を整理しておきましょう。

売掛金の支払期日

売掛金の支払期日も、審査で確認されるポイントの一つです。

支払期日までの期間や売掛債権の条件によっては、買取条件が変わる場合があります。申し込み前に請求書の支払期日を確認し、利用する会社の条件に合っているかを確かめましょう。

取引履歴や提出書類の内容

過去の取引履歴や入出金明細は、売掛債権の存在や取引の継続を確認する資料になります。

書類に不備があったり、請求内容と入金履歴に説明のつかない違いがあったりすると、追加確認が必要になる可能性があります。

申込内容に誤りがないかを確認し、求められた資料を正確に提出しましょう。

ファクタリングの審査を通りやすくする5つのコツ

ファクタリングの審査通過を保証する方法はありませんが、申し込み前の準備によって、書類不足や条件の不一致による審査の遅れを防ぎやすくなります。

1. 自社の条件に合った会社を選ぶ

法人向け、個人事業主向け、少額対応など、会社によって対象や条件は異なります。まずは自社の事業形態や売掛債権の金額が利用条件に合っているか確認しましょう。

2. 売掛先や請求内容を証明できる資料をそろえる

請求書だけでなく、契約書や発注書、納品書など、取引を証明できる資料を用意しておくと、追加提出が必要になった場合にも迅速に対応しやすくなります。

3. 入出金明細などの追加資料を準備する

銀行口座の入出金明細や過去の取引履歴は、取引の継続性や入金状況を確認する資料として求められる場合があります。申込先が指定する期間や形式を確認し、必要な資料を用意しましょう。

4. 申込内容に誤りがないか確認する

請求金額、支払期日、売掛先の情報などに誤りがあると、確認に時間がかかる可能性があります。提出する書類と申込内容に食い違いがないか、送信前に確認してください。

5. 手数料や買取条件も含めて複数社を比較する

審査に通る可能性だけでなく、手数料や入金スピード、契約条件も比較しましょう。複数社の条件を確認することで、自社に合うサービスを見つけやすくなります。

ただし、同じ売掛債権を複数社に重複して売却することはできません。契約内容を確認し、適切に申し込みを進めましょう。

審査が甘いと言われるファクタリング会社を利用する際のチェックポイント

審査に通ることを優先するあまり、手数料や契約条件の確認を怠ると、資金繰りの負担が大きくなる可能性があります。また、怪しい会社の利用には要注意です。

申し込み前に、次の点を確認しましょう。

「審査なし」「必ず通る」という広告をうのみにしない

ファクタリングでは、売掛債権の内容や売掛先の信用力などを確認する審査が行われます。「審査なし」「必ず通る」といった広告だけで契約先を決めるのは避けましょう。

審査が不安な場合こそ、公式サイトで利用条件や契約内容を確認し、説明が不十分な業者には慎重に対応することが大切です。

手数料を差し引いた実際の入金額を確認する

ファクタリングでは、売掛債権の額面から手数料などを差し引いた金額が支払われます。

例えば、100万円の売掛債権を手数料10%で買い取ってもらう場合、手数料が10万円であれば、受取額は90万円です。実際には別途費用が発生する場合もあるため、最終的な受取額を確認しましょう。

また、契約期間、入金日、売掛金の回収方法など、契約内容を事前に確認しましょう。

償還請求権の有無を確認する

ファクタリングでの償還請求権とは、売掛先の支払い遅延や倒産などにより、回収できなくなった場合、ファクタリング会社が利用者に請求できる権利のことです。

この償還請求権があるファクタリングをリコースと言いますが、通常のファクタリング契約では償還請求権なし(ノンリコース)が一般的です。

償還請求権ありの場合、融資に該当するケースも多く、怪しい業者の可能性がありますので要注意です。金融庁も注意喚起をしていますので、償還請求権の有無の確認は必要です。

ファクタリングを装った貸付けに注意する

ファクタリングは、一般に売掛債権を売却して資金化する仕組みです。しかし、ファクタリングを装い、実質的には貸付けを行うヤミ金のような違法業者も存在します。

金融庁は、売掛債権の買戻し義務や、売掛先から回収できなかった場合に利用者自身が支払う仕組みなどについて注意を呼びかけています。

不審な契約を提示された場合は、契約を急がず、必要に応じて弁護士などの専門家に相談しましょう。

まとめ

ファクタリングの審査基準は会社によって異なります。実際の審査基準は公表していないため、「審査が緩い」「審査が甘い」かどうかの見極めは推測が必要になります。

ここでご紹介した条件をもとにご自身に合うファクタリング会社を選んで申し込んでみましょう。

ファクタリング審査に関するよくある質問

ファクタリングの審査が甘い会社は本当にありますか?

審査基準は会社によって異なるため、ある会社で審査に落ちても、別の会社では利用できる可能性があります。

ただし、客観的な根拠なしに「審査が甘い」と断定することはできません。利用条件、必要書類、審査通過率の公表状況などを確認して選びましょう。

審査通過率が高い会社なら必ず利用できますか?

いいえ。審査通過率は参考情報の一つであり、個々の申込者の審査結果を保証するものではありません。

集計期間や算出条件も会社によって異なる可能性があるため、通過率だけでなく、自社の状況が利用条件に合っているかを確認してください。

赤字決算や税金滞納があっても利用できますか?

利用できる可能性はありますが、あくまで会社の審査基準次第です。

売掛先の信用力や売掛債権の内容、各社の審査基準によって判断は異なります。申し込み前に、赤字決算や税金滞納がある場合の利用条件を確認しましょう。

個人事業主やフリーランスでも利用できますか?

個人事業主やフリーランスに積極的に対応しているファクタリング会社もあります。

ただし、売掛先の条件や最低買取額、必要書類などに制限が設けられていることもあります。利用条件に個人事業主への対応が明記されているか確認しましょう。

審査に落ちたら別の会社に申し込めますか?

別の会社に申し込むことは可能ですが、まずは審査に落ちた原因を見直すことをおすすめします。

必要書類の不足や買取条件の不一致など、改善できる点があれば対応してから次の会社を検討しましょう。

AI審査のファクタリングなら審査に通りやすいですか?

AI審査を導入していることだけで、審査に通りやすいとは判断できません。

AIは審査の一部を効率化するために使われる場合がありますが、審査基準や利用条件はサービスによって異なります。審査方法だけでなく、必要書類、利用対象、買取条件なども比較しましょう。